VRエンジニアのスキル 未経験でもなれる?年収や将来性
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VRエンジニアのスキル 未経験でもなれる?年収や将来性

VR開発の求人

VR

 

20xx年、VR技術が飛躍的に進化した時代。新人VRエンジニアの佐藤拓也は、大手VRゲーム会社に入社し、夢のようなキャリアをスタートさせた。彼の最初のプロジェクトは、歴史上最も有名な戦国武将の一人、織田信長の生涯を追体験できるVR歴史シミュレーションゲームだった。

 

拓也は、歴史好きで信長ファンでもあったため、このプロジェクトに大きな情熱を注いだ。文献や資料を読み込み、信長の居城である安土城を忠実に再現し、当時の風俗や文化を細部まで作り込んだ。

 

数ヶ月後、ついにゲームは完成し、テストプレイの日を迎えた。拓也は、自信満々にVRゴーグルを装着し、信長として戦国時代にタイムスリップした。

 

しかし、彼の眼前には信じられない光景が広がっていた。精巧に作り込んだはずの安土城は、ただのポリゴンのかたまりで、街は荒廃し、人々は消えていた。まるで、ゲーム世界が崩壊したかのようだった。

 

パニックに陥った拓也は、必死に原因を探った。コードを調べ、設定を確認したが、異常は見つからない。彼は、数日間徹夜で原因を探したが、解決策は見つからず、プロジェクトは中止の危機に陥った。

 

絶望の淵に立たされた拓也は、ふと先輩エンジニアの言葉を思い出した。「VR開発で一番怖いのは、思い込みだ。どんな完璧なコードでも、思い込みで致命的なミスを見逃してしまうことがある。」

 

拓也は、もう一度ゲームを最初からプレイし、自分の思い込みを検証することにした。そして、数時間後、彼はついに原因を発見した。

 

それは、ほんの小さなミスだった。信長の衣装の袖に設定されていた物理演算が誤っていたため、ゲーム世界の物理法則が崩壊し、世界全体が消えてしまったのだ。

 

一見、全く関係ない小さなミスが大きなトラブルを招いた。拓也は、自分の未熟さを痛感し、同時に大きな教訓を得た。VR開発は、細部へのこだわりと、常に客観的な視点を持つことが何よりも重要であることを。

 

この失敗を乗り越え、拓也はその後、VR業界を代表するエンジニアへと成長していく。そして、彼のVR作品は、人々に感動と驚きを与え続け、VR技術の発展に大きく貢献することとなる。

 

そんな世界を可能にしたのがVR(バーチャルリアリティ技術)です。

 

2016年には、ソニー、オキュラス、HTCが専用端末を発売し、ハードウェアが普及しはじめました。

 

業界の規模は、世界で1兆5429億円(2018年時点) 今後もハードの普及とともに、堅調に増加する傾向にあります。

 

VRエンジニアの需要

実はVR、人間にわかりやすく情報を伝えるのに優れた方法。

 

画像や動画を超えた、「空間情報」をパッと人間に伝えることができるんです。

 

現在、主に体全体で感じる、没入感あるゲームに使われています。

 

2016年にソニー(プレステ4VR)、HTC(スマホ用VR)、オキュラス(パソコン用VR)が発売されたことで、VRも一般的になってきました。

 

また、ダンボールにスマホを指すだけで使える簡易デバイスが1000円程度で販売されています。

 

だけど、ゲームだけじゃない。

 

こちら、ドラゴンボールのスカウターを現実にするには?を図にしたもの。

 

ドラゴンボールのスカウター

 

スカウターの場合は、AR技術(視界上に、追加情報を表示する)でしょうか。

 

AR技術の例として、グーグルのスマホアプリ Just a Lineを出しておきましょう。

 

 

↑これができるなら、もうスカウターの表示は可能だろうな…って思います。

 

現在のVRは、ゲーム分野での活用がメインですが、医療、教育、産業などでも注目されています。

 

フェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEOは「VRは次のプラットフォームだ」と語っているそうですね。

VRエンジニアに必要なスキルは?

VR分野のSEには、どういうスキルが求められるんでしょうか?

 

スキル

 

「次に望むのはVRだ」と公式サイトにあるグリーの採用情報を見てみましょう。

 

グリーで募集しているVR分野の職種は、3D エンジニアとゲームディレクター。

 

3Dエンジニアの必須スキルは…

・3Dコンピュータグラフィックスの深い知識
・高度なプログラミング技術(C/C++/C#)
・他のチームメンバーや関係者と協力して開発をリードしていける方

 

グリーでは、開発環境としてUnityを使うことが多いようです。

 

Unityは個人でも無料で使えるので、VR分野のSEを目指すなら慣れておいたほうがいいかも知れませんね。

VR求人情報と年収

国内のVRコンテンツ開発会社を紹介します。

 

採用情報

 

コロプラ

白猫VRプロジェクトなどを手がけている会社。

 

コロプラ採用情報

 

募集している職種は、サーバーサイドエンジニア、ゲームプログラマー(モバイルゲームアプリ、VR)など。

 

平均年収)31歳 583万円

 

グリー

モバイルゲームの大手です。

 

グリー採用情報
VRジャンルには力を入れているようです。

 

募集は、ゲーム開発エンジニア(サーバ、クライアント)、共通基盤エンジニア、データエンジニア、VR 3Dエンジニアほか。VRジャンル以外も幅広く人材を募集しています。

 

平均年収)32歳 736万円

 

gumi

日本を始め、各国でVRファンドを立ち上げています。

 

gumi採用情報
サーバーサイドエンジニア、クラアントエンジニア、インフラエンジニア、ネイティブアプリエンジニアを募集。

 

平均年収)34歳 597万円

 

バンダイナムコエンターテインメント

東京都・新宿にVRアトラクション「VR ZONE SHINJUKU」をオープン。プレーステーションVRに「サマーレッスン」をリリースしています。

 

バンダイナムコエンターテインメントの求人情報
募集は、スマートフォンアプリのエンジニアのみ募集のもよう。

VRエンジニアの将来性ってどうなんだろう?

VRにはすっごい興味ある!
働きたい!

 

だけど、転職はじめてで不安すぎ…

 

転職が不安

 

当サイト管理人も、はじめての転職活動のときは不安すぎて、口から内臓が出そうになりました。

 

でも、一回経験すれば大したことないんです。

 

こちら、私がジタバタしながら転職した記録をまとめました。

 

よろしければ、ご参考になさってください。

 

転職のやり方がわからない