SEの転職に有利な資格は?

SEの転職に有利な資格は?

SEの転職に有利な資格ってあるんでしょうか?

 

合格証書

 

「SEなんてなぁ、資格よりも経験だよ経験!」
なんて、先輩SEたちはよく言っていました。

 

しかし、採用する側の意見は全く違います。

 

平成29年に経済産業省がおこなった調査によると、

 

IT関連企業が、「ITスキル診断結果」「IT系資格」「情報系分野の学歴」をどの程度重視しているかを調べた結果…

 

  • IT系資格 70%
  • ITスキル診断結果 30%
  • 情報系分野の学歴 30%

 

ダントツで、IT系資格を重視!

 

IT関連産業の給与等に関する 実態調査結果

 

IT系資格を保有しているという事実は、書類選考や面接の場でも、ウソのつきようがないんですよね。
「合格証見せて」で、ウソはばれてしまいます。

 

では、どういう資格が転職に有利なんでしょうか?

 

評価されるIT技術者資格ランキング

平成27年に、「評価されるIT技術者資格は何か?」を調査したレポートが見つかりました。

 

参考)独立行政法人 労働政策研究・研修機構「企業における資格・検定等の活用、大学院・大学等の受講支援に関する調査」

 

採用企業が重視する割合を、ランキング形式で紹介します。

 

  • 基本情報処理技術者 63.3%
  • 応用情報処理技術者 53.1%
  • オラクルマスター 30.6%
  • シスコ技術者認定 22.4%
  • ITパスポート 22.4%
  • 簿記 20.4%
  • マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト 16.3%
  • JAVAプログラミング能力認定 12.2%
  • 語学検定(英検・TOEIC・TOEFLなど) 12.2%
  • 自動車免許 10.2%

 

一位はなんと、「そんなの今更とったてってしょうがないだろう…」と、SEの間で言われている基本情報処理技術者!

 

スキルを見るためというよりは、未経験者をはじくために使われることの方が多いのかも知れません。

 

意外なところだと、簿記の資格がそこそこ重視されます。お金の計算は大事ということでしょうか。

 

なお、IT系でIT企業の採用での重視度がゼロだったのが、日商PC。

 

一部の大学では、推薦基準の一つとして設定されていることもあるのですが、企業では重要視されていないようです。
関連)日商PC 入試で優遇される大学 | 商工会議所の検定試験

 

上記のランキングは、「IT系」として、全ての職種をひとまとめにした調査でした。
当然、プロマネとプログラマーでは、求められるスキルが全然違うはず。

 

というわけで、SEの求人情報を調べて、必須資格とされているものを調査しました。

プロジェクトマネージャ

100人以上の規模のプロジェクトをまとめる役割です。

 

SEの転職に有利な資格は?

 

コミュニケーション系資格

  • TOEIC 700点以上 

 

プロジェクト管理系資格

  • PMP

 

まとめ

各社のキャリア採用募集要項によると、プロマネはどちらかというと経験重視。

 

ただし、大企業になると英語のコミュニケーションが強く求めらます。
外資系を相手にする場合は、TOEIC 900点以上(現地でビジネス会話ができるレベル)を求められるケースも。

 

PMPは、必須資格としている会社も多かったです。

ITアーキテクト

大規模システムの方式設計などを行う役割です。

 

SEの転職に有利な資格は?

 

コミュニケーション系資格

  • TOEIC (英語)
  • HSK (中国語)

 

プロジェクト管理系資格

  • PMP

 

技術系資格

  • ベンダ系認定(オラクルマスター、Sun Java、Solaris、マイクロソフト MCP、VMware VCP、HPプロフェッショナル、IBM技術者認定、LPI)
  • 応用情報処理技術者以上
  • 技術士

 

まとめ

ここでも英語が重要に。大きなプロジェクトへの参加前提で、技術的な内容を外国語で伝えるスキルが求められているのだと思います。

 

ベンダ系資格は、最上位のものが求められます。

チームリーダー

小規模(数人〜数十人)のチームをまとめる役割。

 

SEの転職に有利な資格は?

 

コミュニケーション系資格

TOEIC 700点以上

 

技術系資格

  • CCNA(Cisco ネットワーク系資格)
  • 情報処理技術者試験の上級資格
  • LPIC、RHCE、MCSE、OracleMasterなどベンダ系

 

プロジェクト管理系資格

  • PMP

 

まとめ

英語は話せれば有利。技術系は、深い知識というよりは幅広さが求められることが多いようです。

 

プロジェクト管理のPMPは必須に近いです。
チーム内のプロジェクト管理が出来るかどうかを見る指標というよりは、実際にプロジェクト管理で使う必須知識だからという理由。

エンジニア

開発メンバー。

 

SEの転職に有利な資格は?

 

コミュニケーション系資格

TOEIC 700点以上

 

技術系資格

  • CCNA(Cisco ネットワーク系資格)
  • 情報処理技術者試験の上級資格
  • LPIC、RHCE、MCSE、OracleMasterなどベンダ系

 

プロジェクト管理系資格

  • PMP

 

まとめ

転職時に有効な資格は、チームリーダーとほぼ同じ。

 

英語の技術文書を読むことができるか?の目安です。

 

開発メンバーとしては、PMPの資格を持っていなくても問題ないと思いますが、最低限PMBOK(PMPで得られるプロジェクト管理の知識)の基本は理解しておきたいところ。

おすすめの資格

大きな企業ほど、英語、プロジェクト管理系の能力を重視しているように思いました。

 

おすすめの資格があるとしたら、以下の2つになります。

 

  • TOEIC ◯◯点以上(英語力の目安)
  • PMP(大規模プロジェクトに参加するには必須)

 

さらに、あなたの得意分野の技術系資格を取得しておくとよいでしょう。

 

基本情報処理技術者試験や、応用情報処理技術者試験は、、「少なくとも、未経験ではないんだな」と転職先にアピールするには良いと思います。難易度もそんなに高くないです。

 

証券業界のSEなら、証券アナリストの資格を持っていると有利なケースもありますし、官公庁系の入札要件にはメンバーの資格が明記されていることも。

 

あなたの持っている資格を高く評価する会社があるかも…。

 

もし、あなたが転職エージェントと話す機会があったら、ひと通りのヒアリングのあと、「あなたの強みはxxです」って教えてくれます。

 

SEの転職に有利な資格は?

 

資格以外にも、思わぬ経験が活かせる分野があるかも知れません。

 

強みを知ると選択肢が増えるんですよね。転職するしないに限らず、一度話を聞いてみると良いかも知れません。

 

こちら、特に人気の転職エージェントのメリット・デメリットをまとめています。ご参考にどうぞ。
参考)人気転職エージェントランキング