IT開発系のSEの間で重宝されているというスラック(slack)。
どういうものなんでしょう?
また、どういう使い方をされているものなんでしょうか?
Slack 公式サイト
メールアドレスがあれば、無料で始められます。
業務用に使えるLINEのようなもの。
メンバー間で使えるチャットツール
過去の発言を簡単に検索することができ、言った言わない問題を少なくできるのがポイント。
様々なアプリをSlackと連携させることができるため、
チャットで業務データを取り出す
チャットで日報を出して、スプレッドシートに保存
チャットで勤怠
などなど、雑多な社内アプリのインタフェースをチャットに統一できる、というメリットもあり。
アナログ地獄だった職場にSlackを導入するまでの一部始終 - ジゴワットレポート
半年かけて、Slackを全社導入したお話。
まずは若手に使ってもらって、シニア層にも「これは便利だ、仕事がはかどる」と思ってもらえるアプローチ。
「机の上のメモの山、全部スラックに入ってますよ。」
「頼まれてたデータ、すでにスラックで送ってありますよ」
などなど。
50人規模の部門にSlackを導入してみた結果 - Qiita
社内の一部門で導入した例。「社内向け利用規約」が参考になります。
[Slackbot大全]25種類の事例・ツールを一挙紹介! botで業務を効率化しよう【2018夏】
[Slackbot大全]63種類の事例・ツールをまとめて紹介! botを活用してSlackを便利に【2017夏】
スラックbotによる自動化の事例を紹介しているページ。
ビズリーチ、はてな、サイバーエージェント、ミクシィ、クックパッド、マネーフォワード、GMOパペポなど有名企業の導入事例が多数で驚きます。
トイレの空き状況、ランチに行くメンバー募集などの業務外のものから、勤怠管理、開発環境へのデプロイ、本番・開発環境のDBテーブル構造の自動比較、運用当番のお知らせなど実務に近い使い方がズラリ紹介されています。
個人的に秀逸と思ったのは、部門間で常用している異なるタスク管理ツールを、部門の負荷を抑えつつスラックで連携させた例。
エンジニア部門(GtHub Issue)と、カスタマーサポート(Zendesk)の連携事例が紹介されています。
記事中に何度も出てくるChatOpsとは、チャットのインタフェースで色んな操作ができることを指します。
チャットで勤怠、チャットで業務データ検索、チャットで社内アプリ利用などなど。
社内でSlackを浸透させるためにやったことをまとめたスライドショー。
SlackをSIerに導入した話。そしてSIerの未来 : 小野和俊のブログ
Slackを導入した結果、SI会社はどう変わったのか?がわかる記事。
「会社の偉い人」から見た、Slackのメリットが伝わってきます。
大企業がSlackを導入できない理由とは? 全社導入1600社超の国産ビジネスチャットが好評な理由 | BUSINESS INSIDER JAPAN
どんなに便利でも、大企業が簡単にSlackに手を出せない理由は「データを社外サーバに置くからダメ」という点。
データを社内サーバに置く国産ビジネスチャットTocaroの紹介記事です。
slack自体、外部サーバ上のサービスなので、会社の機密情報を扱うのは難しそう。
ファイルの共有などは、ファイルサーバ上のパスのみ共有して、ファイル本体は共有しないなどのルールが必要と思われます。
また、無料版ではさかのぼるログの量に制限があって「過去分が見れない」ということもあるようです。
スラックが、社員募集をおこなっていたので、内容をチェックしてみました。
日本拠点(東京)では、Business Development Director、Customer Experience Agent、Customer Success Manager(営業職)などが募集されています。
外資系なので、応募時の提出物は全て英語となっていました。
福利厚生の条件面が、すごくいいんですね。
まず、個人の自己啓発のために年間500ドルが支給される。そして、年間20万円が専門的能力の開発のために支給されるっていうんです。
勉強代として、お金が出るんですね。
そして、健康保険を会社側が100%支払ってくれる上、月150ドルのフィットネス・健康関連費用を会社が負担。
えっ、健康保険を100%出してくれるの? こういうの、給与天引きされるのが当たり前みたいに思ってたけど…。
また、子供が増えたときには、従来の育児休暇に加えて、「子どもとのつながりを深めるための休暇」も利用できるとか。
なにこれ、日本の企業の世知辛さが、馬鹿馬鹿しくなる…。
これだけ社員を大事にしている会社だから、業績が伸びるも当然という気がします。
英語必須ではありますが、スラックへの転職はとても魅力的に思えました。