エンジニアから転職 ITエンジニアから異業種への転職
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エンジニアから転職 ITエンジニアから異業種への転職

SEが他業種へ転職して失敗した例

SEから他業種に転職しようとする人向けに、失敗例を集めました。

 

失敗理由を避ければ、成功確率があがるかも。

 

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他業種転職しようとする人のための、「転ばぬ先の杖」として書いておきます。

 

SEが他業種への転職した例

他業種に転職して失敗した例を集めました。

元プロマネが転職して、小料理屋を開いたケース

もともと料理を作るのが趣味の40代男性が、退職して貯金で小料理屋を始めました。

 

長時間残業のSEが、本当にキツイ。ミーティングばかりの毎日がイヤになる。
好きなことをして食べて行きたいと日頃から言っていました。

 

念願かなって、10人くらい入れる小料理屋を開き、私も一度行きました。
料理は美味しかったです。

 

しかし、その後、3年ほどで閉店していました。
連絡が取れなくなってしまったので、詳細は不明です。

時計修理職人に転職した、万能SE

データベース、サーバ知識、開発知識と幅広い知識を持っていたSEが、実家の時計屋の修理職人に転職。

 

集中すると仕事に没頭する彼は、「いつも会社にいるよね」と言われるほど、長時間労働をしていました。

 

時計の修理職人は合っているのかな、集中力いりそうだし、と思っていました。

 

しかし、1年後にSEに復職。

 

「仕事がない」とのことでした。

女性サブリーダーが転職して、婚活パーティ司会へ

30代後半で結婚退職された、女性サブリーダー。
6人のチームを率いて、プロジェクトをこなしていた人です。

 

当時のチームとたまに集まって飲むのですが、婚活パーティの司会を始めたと聞きました。
「人を幸せにする、素晴らしい仕事」と言っていました。
SEと違って、週の開いている日だけ働けるのも魅力とのことでした。

 

3ヶ月後、辞めたとのことです。
パーティの実態は、ほぼ人が集まらない。男1人対女2人でも無理やり開催する、お金優先の仕事。
当然、参加者は怒る。司会はある意味、現場のクレーム対応係。
上司はチンピラみたいな人ばかり…と不満が止まりませんでした。

 

他業種転職の失敗まとめ

他業種に転職して、うまくいかなかった人を悪く言いたくありません。
挑戦して結果が出なかっただけで、その心意気は立派だと思うからです。

 

ただ、IT業界にいると、「いくらでも仕事がある」という感覚が当たり前になっています。

 

その感覚で他業種に行くと、「あれっ、全然仕事がない…」ということになり、仕事は好きなんだけど食っていけないというケースがあるんですね。

 

残業が多くてイヤになる、というのは「仕事が豊富にある」ということの裏返しなのかも。

 

SEが転職して異業種の未経験分野に転職する場合、成功するかは年齢次第かも?

「とにかくSEを辞めたい!」
と、介護職に転職した知り合いの45歳男性(独身)がいました。

 

「人から感謝される仕事を」ということで、未経験ながら選んだ業界。
もともと人当たりの良い彼は、無事に転職できました。

 

半年後、飲む機会があったので様子を聞いてみると…

 

感謝されることなんて、ほとんどない。老人たちは、文句ばかり。
仕事はきついし、汚いし、給料も安い。

 

良いのは、将来、自分の親を介護するときに役立つ知識がついたことくらいだよ…。
と言っていました。

 

そして、「あー、介護の仕事やめたい」と言っていました。

 

現場で通用するレベルの知識や経験がないと、40代で未経験業界への転職は厳しいと言われます。

 

でも、未経験OKの仕事は、そもそもツライ、キツイ仕事が多いのかも…と思いました。

 

物事を始めるのに遅すぎることはない、と言いますが、45歳でゼロから知識とスキルをつけていくのは、やはりツライと思います。

IT業界の経理に転職したインフラSE

ネットワーク、サーバ管理を担当していたインフラSEが、別会社の経理に転職しました。

 

「アイツラは、常に定時で帰れてうらやましい」
と常日頃から思っていたそうです。

 

IT系会社の経理ということで、経理経験しかない人よりも有利に転職を進められたと言っていました。
エクセルのマクロ作れる?とか、Access使える?とか聞かれまくったようです。

 

しかし、しばらくしてから飲みに行くと、
経理部の中に、ずっとネチネチ言ってくる陰湿な奴がいる!
社員が、交通費の精算をギリギリになってまとめて出してくる!
社内ルールに従わず、変な契約結ぶバカ営業がいる!
エクセルでマクロ組む係にされて、いろんなマクロのメンテをしなきゃいけない!

 

…と不満が大量に出てきました。

 

結果、他の経理担当者は定時で帰るのに、彼は日によって2時間ほど残業しているそうです。
残業時間はSE時代より激減したけど、「経理が残業したら困る」と言われて、参っていました。

 

一つの不満が解消すると、別の不満が出てくるものなのかも知れませんね。

 

他業種へ転職するなら何歳まで?

他業種に転職するとしたら、何歳ぐらいがリミットなのでしょうか?

 

30代で転職がもっとも多い

体力も気力も充実している30代、転職がもっとも多い年代です。

 

そろそろ1人前の中堅社員となっている頃なので、年齢的には申し分なし。

 

未経験業界でも、「やる気」「将来性」で押せば、可能性はあるでしょう。

 

上司から「30過ぎて転職とか、無理だろ…」とか言われている人は、真に受けないでください。
(私も言われました)

20代で転職するのは早過ぎる?

某IT系社長がブログで、
「新入社員に研修受けさせて、1年経ったら辞めるっていうやつ、信じられない!」
と書いていました。

 

たしかに、将来を見越して選考投資のつもりで研修を受けさせたら、回収する前に逃げられた!
と腹をたてるのはもっともだと思います。

 

だけど、1年経って、他の企業の方が魅力的だと思われてしまうのは、やっぱり会社側の責任だと思うのです。

 

終身雇用されるわけでもあるまいし、「この会社無理だな」と思ったら、早めに転職するのがお互いのため。
だって、どうしようもない年齢になってから「この社員無理だな」って言われて退職に追い込まれるのって、フェアじゃないでしょう。

 

会社側も、それが嫌だったら新卒採用を辞めて、中途のみ採用にすれば良いだけです。

 

現実として、「入社2~3年目で転職した人は、同期よりも給与が高くなる」のは確実。

 

ただし、IT業界で、同職種で転職した場合に限ります。

 

転職理由が「辞めたかった」では、失敗するかも

仕事がイヤになっているときには、「SE辞めたい!」という気持ちだけが先走ってしまいがち。

 

でも結局、「今のまま続けるのがベスト」ということもあります。

 

転職するにしても「ちゃんと年収あがるのか」を見極める必要もあります。

 

「客観的に考えられない…」「転職後に年収あがるか不安…」というあなたは、転職エージェントを利用するのが良いでしょう。

 

転職エージェントは、あなたを紹介することで企業からマージンをもらう仕事。

 

自分たちのお金のために、あなたの転職を成功させようとする人たちです。

 

私が実際に利用したエージェントはこちらです。
ご参考にどうぞ。