pythonの資格は意味ない?エンジニアの認定試験

Python資格は意味がない?

Python資格についての議論

Python資格は意味ないんでしょうか?

ぶっちゃけ、Python資格は仕事に直接役立つことはないので、意味ない…という意見はある意味正解です。

これは、中学生が「数学を勉強するのは意味がない。」と言うのと似ています。実際、おとなになって数学の方程式が実生活の役に立つことはほとんどありません。

でも、数学は論理的思考の絶好のトレーニングになってます。大人になるとわかりますが、数学がぜんぜんできない、という人とは三段論法の会話が噛み合わないことが多いです。結局、じゃあ理解できなくてもいいからコレをやってくださいと言えば通じるので、現実世界では問題にならないことが多いんですね。

Pythonの資格もまあ、Pythonでシステム構築するためのトレーニングとして、網羅的に学ぶことは大いに意味があります。意味ない、と言ってる人は、中学生と同じで理由をつけて資格勉強したくない…というのが本音じゃないのかなと思います。

私もわかります。だって大人は時間がないもん!勉強してるよりも、お酒飲んだり動画見たりしてたいもん!我にもっと休みを!

なぜ意味がないか…という理由には以下のようなものがあります。

  • 難易度が低い

Python資格は、比較的難易度が低いと言われています。そのため、資格を取得しただけでは、実務ですぐに役立つスキルを身につけたとは言えません。

  • 民間資格が多い

Python資格は、民間資格が多いため、資格の価値が統一されていません。そのため、資格を取得しても、必ずしも就職や転職に有利になるとは限りません。

  • 実務経験が重要

Pythonは、実践的なスキルを身につけることが重要です。そのため、Python資格を取得するよりも、実務経験を積むことが重要だと言われています。(オッサンがよく言うやつ)

もちろん、Python資格を取得することで、Pythonの基礎知識やスキルを身につけることができます。また、資格を取得することで、Pythonの勉強を継続するモチベーションを維持することができます。

しかし、Python資格を取得するだけではなく、実務経験を積むことが重要なのも事実。

Python資格を取得するメリットとデメリットを理解した上で、取得を検討しましょ。

Python資格の取得についてのメリットについて

Pythonの資格が大きく評価されるのは、就職や転職の際

資格取得には、以下のメリットとデメリットがあります。

メリット

  • Pythonの基礎知識やスキルを身につけることができる
  • 資格を取得することで、Pythonの勉強を継続するモチベーションを維持できる
  • 就職や転職の際に、アピールポイントになる可能性がある

デメリット

  • 難易度が低いため、実務ですぐに役立つスキルを身につけたとは言い切れない
  • 民間資格が多いため、資格の価値が統一されていない
  • Pythonのスキルを身につけるためには、実務経験を積むことが重要

当然「意味ないから資格取らない」という判断もアリです。でも、資格取ろうとしてる人にわざわざ「意味ないよ!」って言うのはやめたほうがいいかも知れないですね。

だって、「オレより賢くなろうとするのをやめろ!」って言ってるみたいだもの…。

Python資格の活用方法について

Python資格の活用方法について

会社によっては、Python資格が資格手当の対象になっているケースもあります。勉強がお金につながるという意味では、これも立派な活用法ですね。

Pythonの資格には、以下のようなものがあります。

  • Python3エンジニア認定基礎試験

Python3の基礎的な知識とスキルを問う試験です。

  • Python3エンジニア認定データ分析試験

Python3を用いたデータ分析の知識とスキルを問う試験です。

  • Python3エンジニア認定実践試験

Python3を用いた実践的なプログラミングのスキルを問う試験です。

  • Python Certifications

ポーランドのOpenEDG Python Instituteが実施するPythonの資格です。レベルはEntry、Associate、Professionalの3段階に分かれており、実務で使えるスキルを問う試験となっています。

  • PythonZen & PEP 8 検定試験

Pythonの哲学とコードのスタイルガイドであるPEP 8に関する知識を問う試験です。

  • Pythonプログラミング能力検定

Pythonの基礎的な知識とスキルを問う試験です。

  • Pythonプログラミング技能検定

Pythonを用いた実践的なプログラミングのスキルを問う試験です。

  • Pythonプログラミング応用検定

Pythonを用いたデータ分析や機械学習のスキルを問う試験です。

これらの資格は、難易度や出題範囲が異なるため、自分のレベルや目的に合わせて選択することが大切です。

また、Python資格は、民間資格が多いため、資格の価値が統一されていないことに注意が必要です。複数の資格を取得することで、自分のスキルをアピールしやすくなるでしょう。

Python資格の勉強方法

Python資格の勉強方法について

資格勉強のコツは、とにかく過去問。「全般的にまんべんなく学ぶ」というやり方だと、資格取得に遠回りになるケースもあります。

狙っている資格の過去問を入手して、過去問ゴリゴリやって、わからないところは質問サービスで聞くというのが手っ取り早いと思います。

teratailなどの無料で使える質問サービスでも良いのですが、有料で使えるタイプの質問サービスを使うと回答のクォリティが高い上に、返信の速度も早いです。

ITエンジニアにおすすめの資格について

ぶっっちゃけ、会社で報奨金の対象になっている資格を取るのが良いでしょうね。ただ、会社の資格手当の対象は、Pythonの資格のような特化型は少ないかも。

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