Python参考書のおすすめ
お金をかけずにPythonを勉強したい、という人におすすめなのが京都大学が公開しているPythonの演習PDF。
>京大のPython演習 Version2021_10_08_01.pdf
2018年から改訂を重ねて、よりわかりやすく効果的に学習できるようになっています。
パソコン上にIDLE環境という、実行環境を作って対話形式でコードを入力すれば実行される…という環境で勉強する前提。サンプルコードをコピペして動きを見て理解するという感じで勉強していけます。
内容は、大学の教科書っぽく、あちこちに知性を感じさせる小話があって、「いいから、早くPythonでコードだけ書けるようにしてくれよ」という人には、もどかしいかも。
基本的に、勉強時間がたくさん取れる学生向けという印象はあります。
Pythonの参考書 初心者向け
基礎の基礎からわかりやすく解説してほしいという人向けの参考書。
まずこれ。初心者向けPython本としては絶大な人気をほこる入門本。
会社の上司と後輩キャラのかけあいで話が進んでいくし、サンプルコードもおもしろ風味で読みやすいです。とっかかりの読み物としても良いのではないでしょうか。
これ一冊でPython書けるようになる!とは言えないかもですが、「Pythonがどういうものか、だいたいわかったよ」くらいにはなれると思います。
ザッと飛ばし読みしてみて、「冗長だな…」と感じる人は、中級者向けの本を探してみたほうがいいかも。
こちらは、初心者も対象にしつつ、中級の手前くらいまで解説している入門書。教科書風にわかりやすく解説している感じ。サンプルコードが少なめで、概念理解にはいいのかも。難易度的には、上記のPython入門の次に読むくらいでちょうどいいかな。
Python本 中級向け
基本はもうわかってるから、プログラミング実践に役立つ情報がほしいという人向けの参考書。
小さめのコードを書いてバシバシ動かすのが上達の道と思います。サンプルコードと詳しい解説が載ってるのがコレ。
チュートリアルとあるけど、内容は初心者おことわりの中級向け。もともと英語の本なので、日本語が不自然な箇所もあり。
「他の言語は使ったことあるけど、Pythonは初めてなんだよな~」という人なら良いかも。Python2とPython3の違いの解説もあって、「昔Python触ってたけど、ブランクあるんだよな…」って人にも良いです。
初心者なのに間違えて買った人は「わかりにくい!!」という評価が多いですね。タイトルを「中級者向けPythonチュートリアル」とかにすればよかったのかも。