Python meanとは
Pythonのmean関数とは、Python言語の中にあるstatisticsモジュールで定義された関数です。
引数に渡したリストから、データ列の平均値を求めて返します。
複数のデータ列を結合したり、特定の条件のデータ列の平均値を出す場合などに、非常に便利な関数。
mean()の使い方
Pythonのmean()関数は、配列の要素の平均値を計算する関数です。
import statistics
list = [1, 2, 3, 4, 5]
mean = statistics.mean(list)
print(mean)
このコードは、リストの各要素の平均値を計算して、出力します。
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出力:
3.0
mean()関数は、以下の引数を受け取ることができます。
- array: 平均値を計算する配列
- axis: 平均値を計算する軸(デフォルトは0)
- weights: 各要素の重み(デフォルトはNone)
axisが0の場合は、配列の各要素の平均値を計算します。axisが1の場合は、配列の各行の平均値を計算します。
mean()関数は、statisticsモジュールに含まれているため、import文でstatisticsモジュールをインポートする必要があります。
statisticsモジュールは、標準ライブラリに含まれているため、別途インストールする必要はありません。
mean()を利用して配列要素の平均値を取得してみよう
引数にweightsを指定した場合、各要素の重みを考慮して平均値を計算します。
例えば、以下のコードは、配列の各行の平均値を計算して、出力します。
import statistics
list = [[1, 2, 3], [4, 5, 6], [7, 8, 9]]
mean = statistics.mean(list, axis=1)
print(mean)
出力:
[3.0, 5.0, 7.0]