pythonの改行の方法
Pythonで改行を行うためには、以下の3つの方法があります。
- 改行文字(n)を使用する
- print関数を使用する
- format関数を使用する
方法としてはエスケープシーケンスの改行文字を使う、ただ改行したいだけならprint関数などを使うと、表示後に自動的に改行が入る…という感じです。
pythonで改行するサンプルコード
```python # 改行文字を使用 print("HellonWorld!") # print関数を使用 print("Hello") print("World!") # format関数を使用 string = "Hello!nMy name is {}.nNice to meet you." print(string.format("John")) ```
実行するとこうなります。
``` Hello World! Hello World! Hello! My name is John. Nice to meet you. ```
print関数を使うと、特に何も指定しなくても表示の最後に改行をおこないます。
関連 Pythonのprint
pythonの改行の置換
改行文字(n)の置換をおこなってみましょう。replaceを使って、文字列内の改行を置換することができます。
```python # 改行文字を使用 test = "HellonWorld!" print(test.replace("n", " ")) ```
実行するとこうなります。
``` Hello World! ```
例えば、文字列内の改行文字をスペースに置換して単一の行にしたり、改行文字を別の文字に置換することで、改行箇所を残したまま、複数行を1つの文字列にまとめることも可能です。
以下は、改行文字の部分で文字列をリストに分割し、ループ処理の中でひとつづつprint関数で表示しています。結果は、そのまま表示するのと同じ。
関連 Pythonのlist
```python # 改行文字を使用 text = "HellonWorld!" text_list = text.split("n") for item in text_list: print(item) ```
実行するとこうなります。
``` Hello World! ```
改行せずに出力する方法
以下のサンプルでは、「n」(改行文字)が文字列の途中に入っていますが、改行されません。
```python # 改行文字を使用 text = "HellonWorld!" print(text, end="") ```
実行するとこうなります。
``` HelloWorld! ```
このサンプルコードでは、`print()`関数の引数`end`に空文字を設定しています。これにより、`print()`関数の出力結果の最後に改行文字(n)が出力されなくなるため、改行を行わずに出力することができます。
複数のprint関数で表示する内容を、1行にまとめたいときに便利です。
複数の変数の内容を1行にまとめたい場合は、format関数を使うこともできます。
str = '{} is a {}'.format('Python', 'programming language') print(str)
実行するとこうなります。
Python is a programming language
「{}」の部分に、引数が順番に代入されるイメージですね。
pythonの改行まとめ
- pythonで改行するには、改行文字を使う。
- 文字列のreplaceメソッドで、改行文字の置換が可能
- print関数やformat関数で改行する・しないを制御できる