Ubuntuの新バージョンをいじってみたいけど、手元に検証用マシンがないなー、ってときに使える方法。
Googleのクラウド環境、Google Cloud Platform(GCP)を使います。
- 有料サービスですが、1年限定で、最初に300ドル分の無料枠あり。
- 期間終了後、最小CPU構成のVMマシン1台分を永久無料で使える。
- 有料CPUを使っても、1週間100円~200円ぐらい。(重い処理を動かさなければ)
というわけで、クラウドでサクッとUbuntu触ってみたい!という場合には使えると思います。
Google Cloud Platformに会員登録しておいてください。
>https://console.cloud.google.com/
ubuntuのインストール / GCPでUbuntuを使う手順
GCPでUbuntuプロジェクトを作成
GCPで、新しいプロジェクトを作成しましょう。
Google Cloud Platformと表示されている右に、現在のプロジェクト名が表示されてます。
UbuntuのVMイメージを指定してインスタンス起動
最小の構成「f1-micro」は、1ヶ月につき720時間分が無料です。また、GCP使いはじめは300ドル分が無料なので、あまり料金を気にせずガンガン使って良いでしょう。
「お支払い」情報を設定して、クレジットカードを登録しない限り、課金されることはありません。
UbuntuのVMインスタンスにSSH接続
なるはずですが、今回は何かがおかしい…。接続に失敗して、リトライが発生しています。
シリアルコンソール出力を確認してみましょう。
とくに、エラーらしきものはでていませんでした。最終的にはタイムアウト。
その後、何度か試したのですがSSH接続できませんでした。うーん、VMイメージの不具合?今回はとりあえず、一つ前のバージョン、ubuntu19.04を試してみることにします。
UbuntuのVMインスタンスを削除
うまく接続できなかったVMインスタンスを削除しましょう。停止でも良いのですが、停止だけして放置すると、ディスク使用料金だけが累積していきます。
起動中のインスタンスに「削除」をおこなうと、停止した上で削除をおこなってくれます。
停止には、1分ほど時間がかかります。
停止が完了する前に、別のインスタンスを起動することも可能。いや便利便利。
ログイン操作なしでこの画面が出てくるのですが、どういうことなのかな…。
一般権限のユーザで操作できるのですが、「sudo」でroot権限の操作が可能です。